専門的な知識を集約し、
傷害保険分野に特化した
事故対応の体制づくりを目指す。

後藤 徹也

東京企業損害サービス部 東京企業傷害サービスセンター(※取材当時)
2009年入社

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「私の未来」

後輩から追いかけられる存在へ。将来は会社の中枢での仕事に携わりたい。

私自身が「ヒト」に魅せられてこの会社に入社し、入社してからも尊敬できる上司や先輩、仲間に恵まれて、良い会社生活を送ってこられたと思っています。ですから次は、私自身が後輩社員やこれから入社してくる皆さんにとっての憧れの存在になりたいと考えています。損害サービスの仕事のなかでも、とりわけ火傷新分野は非常に幅広い知識を必要とし、私自身もまだまだ足りない部分が多く決して一人前とは言えないかもしれません。しかし、気が付けば入社してそこそこのキャリアを積んだ中堅社員となっていることも事実です。
私自身、「追いかけられる立場になりたい」と言っても、具体的に「これをしよう」「あれをしよう」というものは残念ながらありません。しかし、この仕事は求められる知識を吸収していくだけで、非常に大きく成長することが出来ると思っています。まずは日々のなかで精一杯仕事をすることが自身の成長、そして後輩社員からの憧れの存在になるための第一歩だと感じています。将来のキャリアについては、会社の中枢での仕事に携わることが目標です。そのために、もちろん様々な仕事を経験する必要もありますが、まずは「目の前の一歩から」という想いのもと、傷害保険分野における損害サービスの仕事を極めていきたいです。

幅広い知識と専門性が求められる
傷害サービス分野で
チームリーダーを務める。

現在、私は企業代理店が扱っている傷害保険の事故対応の仕事に携わっています。企業の従業員の方やそのご家族の方などのおケガに対し、保険金のお支払いを行うことが主な業務になります。また部署のなかでは、チームリーダーとして、部下からの相談を受けたり、難解な事案の解決に向けて一緒に方針を考えたり、チーム全体の管理的な役割も担っています。
現在の企業傷害サービスセンターは、2016年4月に新設された部署で、これまで三つのサービスセンターで対応していた傷害保険の事案を一つに集中化し、業務の効率化や知識の集約化など、より良いお客さま対応を行うために設けられたものです。傷害保険の分野は、非常に幅広い知識を必要とするために、多くの経験と専門性が求められます。例えば、医療の知識一つとっても、医師にさまざまな専門医がいるように幅広い領域があり、医療分野だけでも広い知識が必要になります。また、判例に関わる法律的な知識も不可欠になります。独立した傷害サービスセンターの設置は、専門性の高い人財を育成することで、お客さまへの迅速かつ公正なサービスの提供を目指したものです。

任される仕事の
責任の重さが成長促進の
大きな糧になる。

当社の魅力の一つは、若いうちから責任ある仕事を任される点です。それだけ厳しい面もありますが、成長が早いと思っています。私自身、責任ある仕事を経験することで、大きな成長を遂げてきたいと思っています。
本社部門の損害サービス業務部に在籍していた頃の話ですが、全国弁護士会議にて、パネリストを務めた経験があります。全国弁護士会議とは、全国にいる当社の顧問弁護士200人近くが一堂に会し、約款解釈や医療問題などの最新のトピックをテーマに議論を行うものです。通常、パネリストにはベテランの社員が任されるのですが、別の判例研究会で発表者を務めたこともあり、当時入社5年目の私にチャンスが巡ってきました。当時のテーマは、保険法の改正が行われたばかりで、過去に適用事例のないケースについてのテーマであったため、半年間というあまり準備期間がないなかで、必死に勉強し、会議に臨みました。その結果、弁護士の先生の方々から好評を得て、翌年も続けてパネリストを務めさせていただきました。この時の経験は、その後の自分の成長の大きな糧になりました。

「魅せる仕事」を意識し
業務に取り組むことで、
後輩たちの育成を担う。

損害サービス部門の社員として、いろいろな事故対応を通じて、困っているお客さまに保険金をお支払いすることによって、感謝されることもあり、当然これが仕事のやりがいや醍醐味の一つだと思います。そして、それは私に限らず当社の損害サービス部門の社員であれば、業務内容は違えども、誰もが感じていることです。
現在の私は、部下や後輩がもっと上手にお客さま対応ができるように、私自身の知識や経験を教えることが大きなやりがいとなっています。私自身、チームリーダーとして複数名の部下を持つこと自体が初めての経験でしたが、やってみると意外に面白く、後進の育成にやりがいを感じています。部下が育つことは、そのまま損害サービスの使命を達成することに直結しますので、部下に「魅せる仕事」を意識して業務に取り組んでいます。

PROFILE

後藤 徹也

2009年入社。神奈川火災新種サービスセンターに配属される。2012年には東京火災新種第三サービスセンターを経験し、同年、本社部門の損害サービス業務部に異動し、損害サービス全体の業務企画の仕事に携わる。2016年、新設となる現在の部署に異動になり、チームリーダーを務める。「ヒト」に魅せられ入社を決めたこともあり、後進の育成にやりがいを感じている。

座右の銘
座右の銘ではありませんが、仕事をする上で意識していることは、「タイミングと方法」です。
事案を解決するためには、どんなお客さまであれ、連絡をしないことには事は進みません。
この単純な「連絡をする」という行為は、意外と難しく、タイミングや方法を誤ると、それだけで苦情につながる可能性があります。
事案に解決に向けて、「必要な時に、必要なことを必要なだけ」対応することを心がけています。
自分を一言で表すと
周囲からは「ふてぶてしい」「物怖じをしない性格」なんて言われます(笑)。
個人的にはそれは自分の良さだと捉えています。むしろ、深刻振らないストレートな対応が、
おケガをしたお客さまに安心を与えることや事案の解決につながると思っています。
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