ニューリスクに備えた新種保険の開発で
企業のチャレンジを支え続ける。

嶋村 直樹

企業商品部 新種グループ(※取材当時)
2008年入社

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「私の未来」

新種保険をどこよりも早く、そしてインパクトを持って、
世の中に送りだす開発者へ。

損害保険の歴史は、社会の発展に伴って生まれたニューリスクへの対応の歴史だと思います。例えば、今では当たり前になっている自動車保険も、モータリゼーションの初期の頃は、自動車に伴うニューリスクに対応した保険商品として世に登場しました。今、AI、IoT、Fintech、自動運転、Bitcoinなど、先進テクノロジーに伴うニューリスクが次々と生まれていますが、これらが世の中に普及していくには、保険によるリスクへの備えが不可欠です。こういった世の中を変えるかもしれない革新技術や新規ビジネスへのチャレンジを、新しい保険商品の提供から支援していくことが、私たちのミッションです。もちろん競合他社にも私たちのような部門は存在します。言うまでもなく、常に、ニューリスクに備える新種商品を私たちがどこよりも早く、どこよりもインパクトを持って、世の中に送りだす開発者でありたいと考えています。

世の中の動きに
敏感になることを
日々意識しながら。

現在の仕事は、企業向けの新種保険を開発することです。新種保険は火災保険などと比べて歴史の浅い商品で、名前のとおりニューリスクをカバーする保険です。そのため、新しい製品やビジネスに潜在するリスクを見逃さないよう、世の中の動きに敏感になることを特に意識しています。例えば近年、企業へのサイバー攻撃やドローンによる事故が話題になりましたが、このようなニューリスクをカバーする保険を開発しました。他にも現在、幾つもの新種保険の商品化を検討しています。常に将来を見据え、そこで浮かび上がる候補について、リスクと補償の収支バランスを考え、お客さまや社内関連部署へのヒアリングを行い、そして保険料や補償内容などの商品設計からコスト試算、システム検証、マニュアルづくりまでを行っています。

仮に「○○○保険」と名付けながら、
新商品の可能性を探る
アプローチを次々と。

商品化への着想は、ニュースランキングや検索キーワードランキングなどをチェックしながら、上位項目に「○○○保険」と名付けてみて、もしかしたらこれはいけるかも?という判断から始まるケースも多々あります。例えば、社会問題としての空き家がクローズアップされたら、仮に「空き家保険」と名付け、検証してみるなど、次々と新商品の可能性を探り続け、2016年12月に業界初の空家管理サービス事業者向け専用商品を発売しました。 最近の実績は、2017年4月に発売された老人ホーム経営などの介護・福祉事業者向けの商品開発。介護・福祉の現場で起こりうる利用者の怪我や事故などのリスクを想定して、賠償責任などをカバーする新種保険に、主担当として開発の初期段階からリリースまで一貫して携わりました。当社が業界トップクラスのシェアを誇る介護・福祉マーケット開拓のキーとなる商品の開発を担当させてもらい、社内外多くの方々の協力を得て、リリース。注目され、大きな話題となっています。

企業の活動を
根底から支える
活力となるために。

新種保険は、世の中の新しい製品やビジネスが安定して発展していくために欠かせないものです。そういう意味で新種保険を開発することは、新しいチャレンジを行うお客さまのインフラを支えるようなものです。お客さまのチャレンジが続く限り、私たちの商品開発も続くという思いを、日々のニュースや記事を見て強く持ちます。そして私たちの開発力が高まれば、お客さまのチャレンジにも勢いがつくはずである!もっと頑張らなくてはいけない!という覚悟を新たにするのです。だからこれからも政治経済動向、産業動向、社会問題も含めて世相を捉える感度に磨きをかけ、お客さまの事業発展を下支えする新種保険の数々を開発・提供することで、企業の活動を根底から支える活力になれたら、と考えています。私が目指すのは、ニューリスクに備えた新種保険の開発で企業の活動をベストな状態へと導くこと。このゴールに向けて、絶えず果敢な開発チャレンジを続けていきたいと思っています。

PROFILE

嶋村 直樹

2008年入社。損害保険業界に興味をもつきっかけは「リスクあるところに保険ニーズあり」という言葉を企業説明会で聞いたこと。そして地域に密着し、地域と共に成長するという、あいおいニッセイ同和損保の考え方に共感し、入社を決意。入社以降、傷害保険、医療保険などの個人向けの商品開発を経験。2015年4月から新種保険で企業向け商品の開発のキャリアをスタート。

座右の銘
「ベターの積み上げがベスト」。
常にベストを尽くすことは簡単ではありませんが、昨日の自分より一歩でも成長すれば、ベストに一歩近づくと思っています。
同じことを何も考えずに繰り返すのではなく、昨日より少しでもいいから前進するのが私の心がけ。
もちろん、前進したつもりが失敗することもありますが、その失敗の経験も大きな前進だと考え、日々の業務に取り組んでいます。
自分を一言で表すと
根っからの楽天家です。
好奇心が旺盛で、少しでも興味が湧いたことにはすぐ着手し、細事はあまり気に留めず、
「なんとかなる」の精神でどんどん進めます。
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