研修制度で海外へ

Overseas Training

海外研修制度を活用し、
世界の最前線で活躍できることを
証明したい。

三浦 美紗

海外研修生(タイ・バンコク)
2011年入社

入社以来、企業営業部門に所属し、営業事務担当を経て、主に大手ハウスメーカーの担当として営業活動を行ってきました。本制度に応募したきっかけは、入社6年目、自身の今後のキャリアについて考えていた際に、「トレーニー制度」(※1)を活用し、テレマティクス事業室での研修に参加したことです。その際に、海外の当社現地法人との会議にオブザーバーとして参加させてもらったことで、今までの自分の視野がいかに狭かったかを実感。もっと世界の保険業界に関する知識を得たい、国際感覚を身につけ広い視野を持って仕事がしたい、と思ったのです。本制度への参加には、小論文の作成と面接を行い、相応しいと認められる必要があります。準備で大変な時期もありましたが、結果的には、地域型社員としては初めての海外研修生となり、タイにある当社系列の保険ブローカーでの実務研修がスタートしたのです。

(※1)トレーニー制度
「社内コミュニケーションの強化」「参加者のキャリア形成」を目的に、社員がトレーニー(実習者)として、短期間他の職場を経験する制度。各部門間での実習が行われている。

保険ブローカー業務や
海外でのマネジメント手法を学ぶ、
刺激的な毎日。

保険ブローカーとは、簡単に言えばお客さまに保険を直接ご提案する仕事です(※2)。そこで私は、タイに進出している日系企業に対して各種保険を設計・提案する業務に携わっています。日本で働いていた時は、保険代理店を介して、お客さまの抱えるリスク分析や企業運営のサポートを担当していたわけですが、現在は私自身が直接お客さまに保険をご提案する立場です。しかし、営業の基本は変わりません。お客さまに対する理解を深め、まずはより深い信頼関係を築くために、日々奔走しています。
また、当該保険ブローカーのマネジメント会議に出席し、海外でのマネジメント手法や営業戦略を学ぶなど、日本ではなかなか体験できない、刺激的な毎日を過ごしています。

(※2)保険ブローカーと保険代理店の違い
保険ブローカー:顧客(保険契約者)から委託を受けて保険契約の締結の媒介を行う
保険代理店:保険会社から委託を受けて保険募集を行う

自身の知識、語学力の無さを痛感。
その悔しさをバネに、成長する!

「研修生は、自由に、多様な経験をしなさい」と言っていただける環境・立場を活かして、日本人・タイ人問わず、さまざまな属性の方とお話しすることを心掛けています。中でも、タイトップクラスの保険会社の社長とお話しさせていただいた経験が印象に残っています。近年の世界経済に関するお話に全くついていけず大いに反省するとともに、勉強へのモチベーションが大きく高まる経験となりました。
苦労したことは、赴任当初、言葉や習慣の違いからタイ人スタッフと上手くコミュニケーションが取れなかったことです。元々、語学力には苦手意識がありました。会議で自分の意見が言えず何度も悔しい思いをしましたが、英語やタイ語を地道に勉強し、主体的かつこまめなコミュニケーションを意識することで、今ではスムーズな対応ができるようになりつつあり、やりがいを感じています。悔しさをバネに、着実に成長できていることを実感しています。

女性でも
グローバルに活躍できるという
ロールモデルへ。

タイでの経験は、今後、間違いなく自分の大きな財産になると思います。残りの研修期間を通じて、さらに広い視野や国際感覚を養い、当社の海外戦略を推し進めることができる人財に成長したいと考えています。
私はエリア限定の地域型社員として入社しましたが、仕事自体が限定されるということはありません。当社は、やる気次第でさまざまな成長のチャンスを与えてくれる会社です。そのチャンスを掴めるかどうかは自分次第。後輩が、私の経験を知ることで、「私も、自分に限界を作らずに頑張ろう!」と思ってくれたら嬉しいですね。
今後は、女性でも世界の最前線で活躍できることを証明し、後輩たちのロールモデルとなれたらと思っています。

※掲載されている内容は、取材当時のものです。

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