多彩な制度を活用する積極的な姿勢で、
女性活躍を牽引する。

社員インタビュー 04

多彩な制度を活用する積極的な姿勢で、 女性活躍を牽引する。 多彩な制度を活用する 積極的な姿勢で、 女性活躍を牽引する。

DE&I

安井 和代

静岡損害サービス部 静岡サービスセンター副所長

マネージャートレーニング制度とは

当社では、意思決定層の多様化を進める施策の一つとして、女性管理職育成プログラムを設けています。2022年度には、それまでの育成プログラムをスポンサーシップ型プログラム「マネージャートレーニング制度」として拡充しました。プログラムは、従来からのマネジメント知識に関する講義に加え、ログラムは、従来からのマネジメント知識に関する講義に加え、ライン長業務のOJT、参加者同士のネットワーク作りの三本柱で構成されています。毎年、このプログラム受講者から部支店長(副を含む)・ライン長(副を含む)が誕生しており、女性管理職層の拡大につながっています。

QUESTION 01

これまでのキャリアについて教えてください。

契約社員として入社後、中国損害サービスセンターに配属されました。入社4年目に、地域型(旧人事制度での、地域を限定して働く社員区分)の社員に登用されました。損害サービス業務に携わる中で、入社16年目頃に、損害サービス部のプロジェクトLIPSのチーフを務めました。LIPSは女性社員の活躍や業務の品質向上を目標に組織されたもので、自分たちの仕事をどう変えていくか、メンバーとともに業務改善に取組みました。事故解決以外の業務を担当することで視野が広がり、他業務への関心を持つようになりました。

安井 和代

QUESTION 02

「マネージャートレーニング制度」を活用した理由は?

入社17年目に上司からのアドバイスを受け、「ポストチャレンジ制度」に挑戦。本社損害サービス業務部第一線サポートグループ(現マネジメントサポートグループ)に異動し、部門の人財育成や研修立案・運営に携わりました。3年間在籍後、2度目の「ポストチャレンジ制度」を活用し、あんしん損害サービス部品質指導グループに異動。事故受付センターのコミュニケーターの人財育成、研修立案・運営などを経験しました。品質指導グループに在籍中、一度はライン長を経験してみたいという思いもあり、できる・できないは別にして、次のステップとして挑戦してみようと、「マネージャートレーニング制度」に挑戦しました。

安井 和代

QUESTION 03

「マネージャートレーニング制度」で学んだこと、活かしていることは?

「マネージャートレーニング制度」は、リーダーシップに関する講義や、グループディスカッション、プレゼンテーションなどの研修に加え、ライン長と定期的に面談し振り返り・進捗のチェックを行います。講義内容はもちろん、オンライン研修の進め方やグループディスカッションのテーマ設定の仕方なども学ぶことができました。営業・損害サービス部門の垣根を超え、同じステージにいる社員との意見交換は大変刺激になりました。1年間かけて、マネージャーとしてのマインド・覚悟・責任の醸成につながったと思います。

研修終了後、静岡損害サービス部静岡サービスセンターの副所長に登用されました。副所長とは、管理職の補佐的な業務を行うポストです。管理職は担当者・種目リーダーとは明らかに視点やマインドが異なる業務ではありますが、「マネージャートレーニング制度」を受けたことで、着任時の不安はかなり軽減したと思います。マンスリーでストレッチ目標を設定し、上司との対話により進捗を確認・意識していくことで、管理者としての視点を養ったことも、副所長としての業務に活きています。

安井 和代

QUESTION 04

今後、挑戦したいこと、身につけたいスキル、キャリア目標は?

「マネージャートレーニング制度」と2度目のポストチャレンジの在籍期間が終了する段階で、「転居不可」から「転居可」へチャレンジしました。契約社員として入社した頃は、転居はおろか異動もないだろうと思っていました。2度のポストチャレンジで自分がやってみたい仕事を6年間経験させていただき、さらに「マネージャートレーニング制度」も活用させてもらったので、次はどこへの異動にも応えられなければダメだと思いました。「転居不可」のまま、古巣に戻る選択もありましたが、新たな場所での経験にも魅力を感じ、踏み出したことを後悔する・しないは今後の自分次第と思い、「転居可」への転換を決意しました。

現在、サービスセンターの副所長として、支払い部門で車物リーダーを務め、約20人のスタッフの統括業務を担っています。所長から多くの権限をいただいていますが、まだまだできないことも多く、まずは現在の職務を全うすることが目標です。今、与えられた役割を果たすことが次のステージの土台になるはずなので、「目標は前に、気持ちは足元に」というスタンスで取り組んでいます。視野を広く持ち、現場から建設的な意見を本社に提言することで、社員の働きやすさとお客さま本位を実現する取組みに能動的に関わっていきたいと思っています。

安井 和代

QUESTION 05

社内や求職者の方へのメッセージをお願いします。

社内の方へのメッセージとしては、「転居可」へのチャレンジや「ポストチャレンジ制度」など、未知の領域に踏み込むには勇気が要りますが、まずは「かけはしプロジェクト」や「マネージャートレーニング制度」などを活用し、現在の業務以外にも目を向け、自分の可能性を広げてほしいです。得意分野を追求するにも、多角的な視点を養うことは重要です。多部署や他の環境を経験することは、仕事の進め方や業務のクオリティに良い影響を与えてくれると思います。可能性を感じたら、「ポストチャレンジ制度」に挑戦してみるのもいいと思います。

当社への入社を志望する人へのメッセージとしては、当社には経験者採用者にも新卒新入社員にも、継続的に体系立てた研修とOJTで育成する制度が整っています。社員のチャレンジ精神を後押しする制度やライフステージ・ライフイベントに対して柔軟な働き方ができる制度もあり、意欲ある社員を認め、応援してくれる風土があります。加えて、女性の管理職登用や育成にも力を入れています。意欲のある人は男女問わず活躍できる会社だと思います。

安井 和代