社員インタビュー 03
お客さまや社会・地域が抱える 課題解決に貢献する。 お客さまや社会・地域が抱える 課題解決に貢献する。
採用・リテンション
岡 大蔵
デジタルビジネスデザイン部
採用・リテンションの取組み
当社では、お客さまや社会・地域が抱える課題やリスクの解決に資する商品やサービスをタイムリーに提供し続けるために、さまざまな分野の経験やスキルを持った経験者の採用を強化しています。 異分野・異業種からの採用に加え、社外で培った経験・スキルを活かし再度当社で働くことができる方や、育児・介護・配偶者の転勤等のやむを得ない事情により退職した方のカムバック入社を歓迎するアルムナイ採用、当社社員から友人・知人を紹介してもらうリファラル採用など、採用手法の複線化による地域密着、地域課題を解決する人財の獲得に取り組んでいます。
QUESTION 01
前職の仕事内容と転職の理由を教えてください。
前職は、厚生労働省で11年間、福祉・雇用対策・子育て支援に関する新規事業や新制度の企画立案に携わっていました。2020年からの3年間は自治体に出向し、ハード面での健康・医療産業拠点の形成とともに、産学官連携をファシリテートしながら、オープンイノベーションの創出とその社会実装に取り組んできました。
そのような経験を積む中で、多様化・複雑化する社会課題を解決するためには、産学官の「共創」が不可欠であるということを痛感するとともに、多様なプレイヤーと一緒に課題解決に取り組むことの面白さを感じました。同省でのダイナミックな仕事もやりがいのあるものでしたが、自治体での業務を通じて、より幅広い分野で、プレイヤーとして地域の課題解決に携わっていきたいという想いを抱くようになったのが転職の理由です。
QUESTION 02
当社への入社を決めた理由は?
転職の際に軸としていたのは、「地域の課題」を「産学官の共創」の下、「デジタル技術やビジネスの手法」を用いて解決したいということでした。
当初、金融業界はあまり考えていませんでしたが、当社の面接を受ける中で、保険以外の事業にも新しくチャレンジをしていこうという当社の方向性に共感を覚えました。
また、全国展開をしている保険会社にもかかわらず、地域密着や地域課題解決を掲げ、様々な形で地方創生に取り組んでいるという話がとても印象的でした。
そして何より、面接でのやりとりにおいても、社員の方々の「CSV×DX」に対する熱い想いや自由な雰囲気が感じられ、この会社であれば、地域・社会の課題解決という自身のビジョンに全力でチャレンジできるのではないかと感じられたことが、一番大きかったと思います。
QUESTION 03
これまでのキャリアをどのように活かしていますか?
現在は、デジタルビジネスデザイン部に所属し、ヘルスケア分野を中心とした保険外の新規事業企画に携わっています。
たとえば、大学や他企業とともに、当社が保有するテレマティクスデータを外部データと組み合わせることで、自動車ドライバーの健康と安全に資するプログラムの開発などに取り組んでいます。
また、自治体や医療・介護関係者と連携しながら、大学が開発したフレイル予防プログラムを社会実装するための実証事業等にも携わっています。
こうした取組を進める上で、前職において、多様な利害関係者との調整を行い、産学官連携に取り組んできた経験は、共同研究のデザインや関係者との調整という場面で大いに活きていると思います。
また、前職では、さまざまなデータやフィールドワークから課題を抽出し、その対策を考えるということを行ってきましたので、その思考法や手法は、地域に寄り添い、課題・顧客起点で新規事業を考えていく上で、大きな力になっています。
QUESTION 04
今後、当社で実現したいことは何ですか?
少子高齢化・人口減少が進む日本社会においては、人手不足によって様々な領域で社会の基盤が毀損されるとともに、社会が生み出す価値も減退していきます。こうした社会では、公的保険と同様、民間保険においても困難に直面することが予想されます。
こうした未来を打開するためには、損保会社としても、新たな価値の創造に向け、積極的にチャレンジしていかなければならないと考えています。そのためにも、DXの推進やイノベーションの創出といった役割を担う一人になりたいと思っています。
たとえば、私が取り組んでいるヘルスケア分野は、一般的に事業化が難しいと言われますが、当社の強みであるテレマティクスデータという「パフォーマンスデータ」と、保険料という「インセンティブ」を活かすことで、新たなビジネスモデルの構築を目指しています。
それと同時に、①健康寿命の延伸により「“できる(期間)”を長く」、②損保会社のノウハウも活かした事故リスクの低減により「“できる(行為)”を安全に」、③万が一何かがあった後でも「“できる(状態)”が続く」環境を整える、という3本柱で取組を進め、当社のミッションである「活力ある社会の発展」に貢献していきたいです。
QUESTION 05
社内や求職者の方へのメッセージをお願いします。
面接を通じて「自由な雰囲気」「地域密着」「チャレンジ精神」を感じたことが入社を決めた大きな要因でしたが、入社後もその印象は変わらず、むしろ想像以上であったと感じています。新規事業を検討する際にも、上司から「どんな課題を解決したいのか」と真っ先に問われるなど、企業という立場を忘れ、地域・社会のことを青臭く考えてしまうこともあるほどです。
当社は、現在、大きな変革の時期にあります。そのため、新たなことにチャレンジしたい、自分の実力を試してみたいという気概を持った方には、活躍できるフィールドがあると思います。元公務員の私が新規事業企画に携わっているように、他の業界や分野の経験やスキルを活かせる部署がたくさんあります。むしろ当社では、そうした方を積極的に求めています。
キャリア形成や働き方においても、「転居可否選択の柔軟化」「専門社員区分の新設」などを柱とした人事制度の改定を実施し、社員の自己研鑽意欲の向上や、高いエンゲージメントを持って働ける環境の整備が進められており、新卒・経験者の垣根なく活躍できる社風だと感じています。
これまでの経験を活かして、新しいチャレンジをしたいという方には、ぜひとも当社で働いてほしいと思います。